VISUAL BULLETS ー今日もアメコミ三昧ー

アメコミをはじめとした海外コミックの作品紹介や感想記事などをお届け

グリーン・ホーネット

また映像化するとか。

…難しいだろうな、というのが率直な感想。


10年くらい前にケヴィン・スミス版を映像でやっていればそれなりに面白かっただろうし、フランチャイズ化はわからなくも続編にゴーサインが出るくらいはウケただろうなとは思います。

セス・ローゲン版にしても本編観てないからなんとも言えないんですが、予告とか観た限りだと彼なりにありがちなヴィジランテアクションとは違う味を出そうとしていたのは評価できるし、世間一般に色々と芳しくないのはあくまで結果論に過ぎないのかな、と思ったり。


実直に原典をなぞるにせよ思い切った方針転換をするにせよ、現状だと非MCU非DCEUは劇場公開よりも配信ドラマという形式の方がまだチャンスがありそう。

実際 DC のアローバース系はドラマだったからうまくいったようなところありますし。


いっそカートゥーンで先に知名度と柔軟性を向上させてから実写化するとか?

ロバート・デュシェーンをご存知ですか?

おそらく WATCHMEN で最も重要な人物にしてほとんど知られてない人物。

この人がいないと物語は成り立たず、ある意味でDr.マンハッタンと並ぶキャラクター。


誰かというと、最終話でさらっとヴェイトの口から語られて、その姿さえ描かれなかったサイキックなんですが。

エイドリアン・ヴェイトがニューヨークのど真ん中に送り込んだ毒脳波タコさんいますでしょう?

あの脳のクローン元になった人物です。


何気にこの人、マンハッタン以外で唯一超人的な能力を備えている人物なんですよねー。

にも関わらず本編はおろか近年のスピンオフ群でもほとんど深堀りされていない模様。

海外のウィキにもヴェイトが彼の脳をどう入手したかくらいしか書かれていません。

去年だかおととしに放映された HBO のドラマか DOOMSDAY CLOCK かに親族らしき人物がさらっと登場したらしいんですが。


Reddit の掲示板探しても「リアルに魔術師を志すムーアのことだ。その程度の超能力は現実に存在するものという扱いなんだろう」と書かれるくらい扱いが軽いんですよね。

誰なんでしょうね、この人?


特にオチのない話でした。

マーベルのオムニバス

マーベルが近日(といっても来年にずれ込むものもありますが)刊行する予定のオムニバスに関する情報。

以下は BLEEDING COOL の記事。
bleedingcool.com

デヴィッド時代のハルクのオムニバス、4巻で終わりかと思ってたから THE END とか別個で買わなきゃならんのかと思ってたんで5巻目が出ることは結構嬉しいです。

ただマエストロが別個に出るんですね…ハルクの2巻目だか3巻目に収録されているのと FUTURE IMPERFECT がかぶるのはあれとして、直近のマエストロ関連も集め始めようか迷っていたんでこれもありがたい。

しかしマエストロも買うとなるといよいよ今回は見て見ぬ振りしていたデヴィッド版シーハルクも手に入れないとフェアじゃないですね…げへへ。

DEADPOOL & CABLE はどちらもキャラクターは嫌いじゃないんですが、だいぶ前にソフトカバーの単行本買った時にピンと来なかったんで保留…それよりかは MARC SPECTOR: MOON KNIGHT のオムニバスの方が前情報ほとんどないものの気になりますね(いや、その前に初期シリーズとか揃えたいんですが)。

ゲームのトラウマ

あんま…というか普段ほとんどゲームやらない人間なんですが、それでも DC とかマーベルとかが新作ゲームの予告出したらほいほい youtube へ観に行きます。

最近 MIDNIGHT SONS の新作予告出たんですけれど…うぁー。

久々にこの手のヤツ来たかーって気分になってます。

ほいほい予告観に行く癖に何言ってんだと思われるかもしれないんですが、ゲームの予告ってものによってはダメージを受けるので少し苦手意識も抱えてたりするんです。

というのも、ほら。

ゲームってその中で完結してるものが多いから、マルチバース扱いでディストピアとか鬱展開とか作るでしょう?

そうでなくともマルチエンディングとかもあるし。

具体的に名前は挙げないものの結構トラウマな敗北シーンとかあると、以後そのキャラクターを誌面とかで見かけてもそのシーンがちらついてしまったり。

上の MIDNIGHT SONS もヴェノムがああなって、ハルクもあんなことにって。

今でこそそれほどダメージは受けないものの、10歳くらい若かったらしばらく悶々としてたんじゃないかな、と思います。

何故かマーベル系でこの手のダメージを受けることが多くて、 DC も INJUSTICE とかで結構ダークなのやってもそれほどダメージないんですよね。

違いがよくわからん。

ミラクルマンと魔法少女

ミラクルマン、やっぱゲイマン&バッキンガム版の新作が刊行されるようですね。

正直、自分の中であの作品はムーア版で終わってる物語なので読むつもりはないんですが、それはそれとしてアラン・デイヴィスのカバーはちょっと唆られる。


ところで以前、別の記事で伊藤ヒロ著「魔法少女禁止法」というライトノベルを紹介したと思うんですが、あれアラン・ムーア作品好きな人にはちょっと読んでほしい作品です。

ベースは「 WATCHMEN を魔法少女でやったらどうなるか」って話なんですが、細かいところに他のムーア作品にインスパイアされたと思しきネタがちょいちょい挿し込まれていて。

V FOR VENDETTA とかミラクルマンとか知ってて読むとちょいちょい「おっおっ♪」となります。


…というかミラクルマンのネタについてなんですが、これ1巻刊行時点だとまだミラクルマンの権利問題がごたついててまともに読める状態じゃなかった筈なんで、作者の方が表面的に WATCHMEN をなぞるだけじゃなく、結構しっかりとムーア作品調べた上で書いてくれた気配が感じられ、あっちのファンが読んでも割と好感の持てる作品だと思います。

偶然だとしたら、それこそとんでもないミラクルですが。


1巻は一迅社版もエンターブレイン版も買ったのに2巻買いそびれたんで、そのうち復刊してくれないですかね…?