VISUAL BULLETS ー今日もアメコミ三昧ー

アメコミをはじめとした海外コミックの作品紹介や感想記事などをお届け

LEAP OF FAITH 2021/5/10

はい、今週刊行予定の作品をどどっと紹介する週刊コラム LEAP OF FAITH の日です!

今週紹介するのは8作品。

ここ最近新作が過疎っていた反動からか、 DC が攻勢に出ている印象です。

それでは早速いってみましょう。

(タイトルのリンクは出版社や情報サイトの紹介ページに繋がってます)

HOUSE OF LOST HORIZONS A SARAH JEWELL MYSTERY #1 ( DARK HORSE )

ヘルボーイ・ユニバースの新作。

RISE OF THE BLACK FLAME などに登場したオカルト探偵サラ・ジュエルが休養先の島で殺人事件に遭遇。

オカルトアイテムのオークション参加者が居合わせる中、犯人探しに奔走します。

アーティストのレイラ・デル・デュカ SHUTTER などで見ていますが、不思議な愛嬌のあるキャラクターやダイナミックな絵が描ける人物。

ヘルボーイや B.P.R.D. 本編と多少繋がるとは思いますが(オークションに出品されるアイテムとか怪しいですよね)、おそらく他のスピンオフ同様これ単品でも十分楽しめるかと思われます。

ヘルボーイ・ユニバースのファンはもちろん、アガサ・クリスティーなどのミステリーが好きな方にもおすすめかも。

DC FESTIVAL OF HEROES THE ASIAN SUPERHERO CELEBRATION #1 ( DC )

今月は ASIAN HERITAGE MONTH (アジア・太平洋諸島系米国人文化遺産月間)ということで DC ユニバースにいるアジア系キャラクターを取り扱ったワンショット。

紹介文には元バットガールのカサンドラ・ケインカタナなど10近いキャラクターがラインナップされている他、カバーには NEW52 版 OMAC などの姿も。

クリエイター陣もバーナード・チャンエイミー・チューラム・Vといったアジア・太平洋諸島系のクリエイターを中心に構成される模様。

メインカバーもペンシルをジム・リーが手がけます(カラーはアレックス・シンクレア)。

96ページというボリュームで$9.99は比較的良心的な価格設定なので、ちょっと DC ユニバースの視野を広げたいなと思う方は是非。

FUTURE STATE GOTHAM #1 ( DC )

今年はじめに DC 全体で”ありえたかもしれない”未来を描いたラインナップ FUTURE STATE から、バットファミリーを取り扱ったものを継続。

まずはレッドフッドを主役に、かつての仲間達を狩る側になった彼が新たにバットマンを追うストーリー "HUNT THE BATMAN"。

なお、ここでいうバットマンはこの世界におけるネクスト・バットマンことルシウス・フォックスのことかと思われます。

カラーなしの白黒ページになる模様。

アーティストのヤニス・ミロノヤニス(この人の名前、どう発音するのが正しいのかいくら探しても出てこないんですよね・・・)という方は以前何度か見たことがありますが、かなり日本の漫画(というか士郎正宗っぽい)からの影響が濃厚な印象。

日本の漫画が好きな方も読みやすいかもしれません。

JUSTICE LEAGUE LAST RIDE #1 ( DC )

人気ライターのチップ・ズダースキーが手がけるジャスティス・リーグ。

少し先の未来を舞台に、何らかの理由で仲違いしてしまい解散したジャスティス・リーグが銀河から迫りくる脅威に立ち向かうため今一度再結集を試みるという物語。

タイトルなどからジャスティス・リーグ最後の活躍を描くような内容になるのかと。

正直まだあらすじがありきたりすぎてどう転ぶか想像しにくいのですが、ズダースキーならクオリティの心配はあまりないです。

元はデジタル版が先行して刊行される予定でしたが、その後予定を変更して紙の書籍も同時に刊行することになったとか。

個人的にはダリック・ロバートソンのカバーに惹かれます。

TIME BEFORE TIME #1 ( IMAGE )

アーティストとしても知られるデクラン・シャルヴィーがライティングを手がける SF クライムの新作。

時間旅行が可能となった2140年、人々が先のない未来より過去に憧れ、犯罪組織”シンジケート”に金を積むことで時を遡るようになった未来。

組織のために働いていたタツオとオスカーの2人はある日、上司の所有するタイムマシンを盗み出すが・・・というあらすじ。

キャッチコピーは「 LOOPER + SAGA 」

どちらかあるいは両方共お好きな方は是非お試しあれ。

#1 は増ページでお届けするそうです。

X-CORP #1 ( MARVEL )

ジョナサン・ヒックマン主導による X-MEN サーガ第二期 REIGIN OF X における新作ラインナップの1つ。

モネエンジェルがクラコア島で設立した新企業を舞台に、ビジネスとコンバット両面で活躍する新チームの活躍を描きます。

うーん、この手の作品はスピード感命なところがあるので正直読むまでわかりませんね・・・。


HANK HOWARD PIZZA DETECTIVE IN CALIGULAS SAFE #1 ( BAD IDEA )

作品以外のところで注目されがちな新鋭出版社 BAD IDEA からの新作ワンショット。

ピザチェーンにまつわる犯罪に探偵ハンク・ハワードが立ち向かいます。

最初に発表されたのが4月1日だったため、どこまで本気にして良いのか各方面で戸惑いを招いた作品。

24時間限定販売の上、余った部数は全て返本してもらうとか。

クリエイター陣も好きだし、内容もとても面白そう。

短いながら値段も$1.00なのでものは試しに読んでみても損はないかと。

ただ作品はともかくこの BAD IDEA って出版社、やや迷走気味なんですよね・・・。

SILVER CITY #1 ( AFTERSHOCK )

死後の世界にあるシルバー・シティ。

やってきたのは1人の女性。

自分が何故死んだのかを探る中、彼女は死にたての少女の誘拐現場に遭遇する。

ライター、アーティスト共に新進気鋭(どちらも元は映像系?)。

アートを手がけるリュカ・メルリという方はこれまでコンセプトアートを手がけてきた方のようで、ウェブで探してみると中々すごいです。



以上、今週の新作紹介でした。

正直、今週はあらすじやプレビューだけでは評価のしにくい作品が多かったですね。

いや、こういうのに限って読むとぞっこんなのも多いんですが・・・。


来週以降はさらにインパクト大の作品を紹介できたらいいですね。


それでは本日も良いコミックライフを。