今週刊行する作品の中から注目作を紹介するコラム LEAP OF FAITH です!
正直、今週は笑っちゃうくらい少ない3作品です。
いや、サボってるわけじゃないんですよ…?
これでも何回か刊行作品のリストに目を通してますし。
まあ、こんな週もあるということでひとつ。
では紹介していきます。
ALIENS AFTERMATH #1 ( MARVEL )
映画シリーズ2作目『 ALIENS 』 の米国公開から35周年を記念して刊行されるワンショット作品。
映画の舞台となった小惑星 LV-426 のコロニー、通称「ヘイドリーズ・ホープ」。
そこで何が起こったかを知るべくやってきたジャーナリスト達が残っていたゼノモーフと遭遇するというお話。
ライターのベンジャミン・パーシーは SF 系の作品でちょちょい高評価を受ける人物です。
アーティストのデヴィッド・ワクターもゴジラなど数多くのモンスター系作品でアートを手掛けており、ゼノモーフを描くのにぴったりの人材かと。
ワンショットですが濃厚な作品になりそうな予感がして結構期待できるかも。
エイリアンシリーズにわかの自分でも2作目までは履修済みなのでこれはちょっと気になります。
BEYOND THE BREACH #1 ( AFTERSHOCK )
あらすじは
母の死と彼氏の浮気を経てカリフォルニアへ傷心旅行でやってきたヴァネッサ。
しかし街は突如異変に呑まれ、奇怪な生物達が練り歩く地獄に一変する。
ヴァネッサは道中で出会った少年、そして毛むくじゃらの珍獣と共に脱出を試みる。
といった感じ。
ライターのエド・ブリッソンが、 アーティストのダミアン・コセイロと送る新作。
この2人はマーベルの X-FORCE をはじめ様々な作品でタッグを組んでおり、今回も鉄板の出来になりそう。
カバーに描かれている異形のデザインが個人的には唆られます。
『 THE MIST 』のような異次元の閉塞感とか、『 ESCAPE FROM NEW YORK 』みたいな逃避劇が見れるのかちょっと気になる。
あと、正直エド・ブリッソンはそろそろもうちょっと評価されて良い。
NEVER NEVER #1 ( HEAVY METAL )
ピーターパンをモチーフにした作品。
ウィンターという少女はペトロスという不思議な少年に導かれ、時は進むが成長は止まる「ネバーネバー」にやってくる。
しかしそこでは子供たちが大人たちといつ終わるともしれない闘争を繰り広げていた。
ウィンターは「ネバーネバー」で退廃した子供社会の行き着く果てを目撃する。
…というあらすじ
最初あらすじだけ見た時は「お、『蝿の王』風ネバーランドか!?」とメンタルカツオ節系集団心理サスペンスを期待したんですが、よくよく読んでみるともうちっとバイオレンス映画寄りの雰囲気。
まあ、これはこれで。
それにしてもヘヴィーメタル、最近にわかに刊行点数が増えてますね。
以上、今週のおすすめ作品でした。
今週はやや不作でしたが、来週は反動でどっと注目作が刊行されるかもしれません。
毎度のようにいってますが、不作の時は過去作を漁るチャンス。
買い逃してたシリーズなどに一気に追いついちゃいましょう。
ではまた。