VISUAL BULLETS

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ゴッサムだらけ

昨日 Reddit 徘徊していたら「現在 DC から刊行されているレギュラー作品の大半がゴッサム関連だ」という投稿を見かけまして。

気になったんで一番最近に発表された12月の近刊リスト使って”非ゴッサム物”の数をさっくりカウントしてみました。

参考にしたのは以下の THE BEAT からの記事。

DC Comics December 2022 Solicitations

結果がこちら(多少の誤差あるかも)。

レギュラーシリーズ(全21本)

SUPERMAN: SON OF KAL-EL

ACTION COMICS

THE FLASH(2回)

WILDC.A.T.s

SCOOBY-DOO, WHERE ARE YOU?

WONDER WOMAN

……計7本

数え間違いが1つ2つあるかもですが、それでも刊行されているレギュラータイトルの3分の2がバットマンかその界隈をメインに据えた作品になっていました。

一応レギュラー以外の作品についても調べてみたら以下のとおり。

ワンショット・ミニ/マキシシリーズ(全34本)

DARK CRISIS ON INFINITE EARTHS

DARK CRISIS: BIG BANG

JUSTICE SOCIETY OF AMERICA

STARGIRL: THE LOST CHILDREN

DCEASED: WAR OF THE UNDEAD GODS

DC VS. VAMPIRES

DC VS. VAMPIRES: ALL-OUT WAR

BLUE BEETLE: GRADUATION DAY

DANGER STREET

THE SANDMAN UNIVERSE: DEAD BOY DETECTIVES

TALES FROM EARTH-6: A CELEBRATION OF STAN LEE

DC HORROR PRESENTS: SGT. ROCK VS. THE ARMY OF THE DEAD

DC: MECH

FABLES

THE HUMAN TARGET

TITANS UNITED: BLOODPACT

YOUNG JUSTICE: TARGETS

…計17本

DC ユニバース全体のクロスオーバーとかチーム物を(バットマンやロビンがカバーに描かれている作品でも)”非ゴッサム物”としてカウントしても、半分近くがゴッサム関連作品になっています。

全体でみると全55本中”非ゴッサム”は実に24本と半分以下。

DARK CRISIS の関係でジャスティス・リーグが止まってたりグリーン・ランタンがちょうど閑散期だと考えてもやや驚きです。

所感は次の記事で。