VISUAL BULLETS

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オニールのボンジョ

英国のトップアーティスト、ケヴィン・オニールが77年に 2000AD で生み出したキャラクター、ボンジョが今冬同誌で復活するとか。

以下は THE BEAT からの記事。

www.comicsbeat.com

BONJO FROM BEYOND THE STARS の新作 SOLIDS IN THE BILE TUBE は2022年12月14日に発売される 2000AD の PROG2312 に収録予定。

同作はアホで大食漢の巨大エイリアン、ボンジョが巻き起こす珍騒動を描く短編連作コメディだそう。

オリジナル版はオニールがライティングもアートも手掛けたそうですが、今回はガース・エニスがライティングを担当します。

この間記事にした ACTION を復刊した2022年版 BATTLE ACTION SPECIAL で KIDS ARE OK の新作を共に手掛けたのがきっかけだとか。

私自身は BONJO について全然知らないものの、オニールだしエニスだし心配なし(これを機に過去作を収録した総集編とか出ませんかね…?)。


オニール、 THE LEAGUE OF EXTRAORDINARY GENTLEMEN でムーアと一緒にコミックを引退すると思っていたのでこれは素直に嬉しい。

LoEG とか NEMESIS とかが代表作として名前を挙げられがちですが、個人的にはこの手のドタバタ感あるコメディやってるオニールの絵が一番好きです。

あのちょっと角張った線画が過激なアクションにピクトグラムのような記号性(?)を与えてて、独特の面白さが滲み出ます。

LoEG でもメインキャラが真面目に話している後ろでわちゃくちゃやってるモブが魅力の1つでした。

オニールがこういうドタバタ劇やるのはムーアとの CINEMA PURGATORIO 以来かと思われ。

謎の映画館に足を踏み入れた主人公が映画史を想起させる奇妙な作品を次々観ていくというあらすじの作品です。

あれはあれでムーアのライティング故に中々歯ごたえのある作品でしたが、オニールの絵は炸裂していて楽しかった。

そろそろ解説サイトの1つもできているだろうし、それと照らし合わせつつ最初から読み直そうか……。


なんにせよ、BONJO FROM BEYOND THE STARS 。

楽しみです。