VISUAL BULLETS

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モリソンのバットマン

FINAL CRISIS をわかりにくくしている要素の1つとして、当時モリソンが並行して連載していたバットマン・サーガが挙げられます。

FC の表紙にも描かれているのでネタバレも何もないと思って書くんですが、御存知の通りブルース・ウェイン=バットマンは FINAL CRISIS でダークサイドのオメガビームを食らって死亡……というかお骨になってしまうんですが、このあたり BATMAN R.I.P. との絡み方が一部面倒くさくなってて、 FINAL CRISIS の単行本ではこのへん話の筋が通るように( SUPERMAN BEYOND 含め)まとめてくれてるんですが当時リアルタイムの連載で追っていた人はかなりきつかったんじゃなかったかと思います。


そもそもモリソンのバットマン・サーガは彼が ALL-STAR SUPERMAN でやったことをバットマンにも適用しようという試みだと思われ、その最大の目的は「なんでもあり」状態で現在の姿から大きく乖離していたシルバーエイジの活躍を正史に取り込み直すことにありました。

結果から言えば”バルバトス”という舞台装置を導入することで( FC なども活用しつつ)”ズー=エン=アー”から世界各地のバットマン、終いには日本の死神男ことロード・デス・マンみたいなのまで正史に組み込むことができたものの、他方でバットマンがややコズミックな存在になってしまったところも。

ただの人間のはずなのに超人も真っ青な大活躍をするような、別の意味で「なんでもあり」なキャラクターになってしまったようなところも否めなかったりします。


……この記事、思いつきであんま考えないで書き始めたんですが。

案の定なんか文章まとまらんな。

モリソンのバットマン・サーガについては、頭上の本棚から冒頭だけ読んで放置したままの副読本が睨んでくるので本編とそれ読んでそのうちまた語り直したいと思います。