VISUAL BULLETS

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マクファーレン・メソッド

そういやグラピオンとマクファーレンといえば、最近出たオジー・オズボーンの PATIENT NUMBER 9 というアルバムのメディアミックスでコミックを作ったんですが、その時の創作メソッドが色々おかしい。

以下のリンクは AV CLUB からの記事。

www.avclub.com

それによるとまずマクファーレンからグラピオンに「適当に何枚かページ頂戴。とりあえず”狂気”に関する本だから」とだけ指示が出されたそう。

脚本やあらすじみたいなものはなし。

しばらく経ってグラピオンがプロットを催促するとマクファーレンは「とりあえず”狂気”っぽいぺーじ送ってきてよ。話は絵見てから考えるから」と応えたとか。

その後、一部のページに関してさっくりとした指示はあったものの、それも5〜7ページ程度で残りは「自由にやって」状態。

そうしてグラピオンから送られてきた20枚のページを眺めながらマクファーレンはそれらを並べ替えつつストーリーをひねり出し、入稿前日に作品を完成させたそうな。

マーベル・メソッドをさらに発展させたようなマクファーレン独自の手法です。

絵も描けるライターの中には独自のライティング手法を編みだす人も珍しくありませんが、イラストがプロットや脚本に先立つ手法をまして他クリエイターとのコラボでやるというのは良くも悪くもマクファーレンくらいかと。