VISUAL BULLETS

アメコミをはじめとした海外コミックの作品紹介や感想記事などをお届け

BAD IDEA

なんか最近再始動(で良いんですかね?)しているみたいなんで。

バッド・アイデアは2020年に設立された出版社です。

2018年にヴァリアント・エンターテイメントが DMG エンターテイメントに呑み込まれてしまった騒動の中で放逐されてしまった編集者などが中心になってできたところ。

ヴァリアントといえば今も絶賛ゴタゴタしている最中ですが、 DMG に食べられる前は DC やマーベルと勝るとも劣らない高クオリティな超人作品を次から次へと発表していたかなり優秀なところで。

バッド・アイデアでもクリエイターにマット・キントやデヴィッド・ラファンといったトップクリエイターを迎え、超万能 AI の暴走に立ち向かう2人の特殊部隊員の姿を描いたテクノロジカルサスペンス ENIAC やスーパーヒーローが活躍する世界における裏世界のやり取りを描いた HERO TRADE (あらすじ確認しようと思ったんですが今実物が行方不明なんでちょっと違うかも知れないです)など中々面白い作品を発表しています。

……が、少々人を食ったようなところがあるといいますか。

何の予告もなく作品を突然刊行したり、意図不明なキャンペーンを SNS で張ったり、つい最近も「もうコミックやめます」宣言したかと思えばここ数日で再び活動開始したり。

最初は小売店を重視しているような出版社なのかな?と思ってたんですが、どうもそういうことでもないようで。

刊行する作品の質自体は悪くないため振り回される人はかなり振り回されています。

編集者にしろクリエイターにしろそれなりに名のある方々が携わっているので考えなしにやっているとも思えないんですが、一読者の目線からするとまだ意図がわからないという。

不気味で気になる会社であることは間違いないです。