VISUAL BULLETS

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クリエイターの途中交代について

前の記事で新たに FF のメインアートを担当するイルバ・コエーリョについて「不安材料があるとすればこのクオリティで長期連載を継続できるのかということ」みたいなことを書きました。

仮定としてコエーリョが月刊ペースに間に合わない場合、おそらくゲストアーティストが参加するなりメインアートを交代するなどの措置が取られるものと予想されますが。

改めて考えるとシリーズ連載中にクリエイターがコロコロ変わるのって異常なんですよね。

マーベルや DC を読み慣れているとなんとなくアーティストにしろライターにしろ代替可能な存在として認識してしまいがちですが(特に前者)、例えば日本の漫画で同じように「作者が刊行ペースに間に合わなかったので代わりの人に原稿描いて貰いました!」とかが起こればファンから非難轟々だろうし、出版社側の対応も休載なり描き溜めなり他誌に移籍なり違うものになると思われます。

有り体に言って、やむを得ない特別編のゲスト原稿とかならともかく、普通の連載で突然前号と違う別クリエイター迎えてストーリー進めても良いことはあんまないでしょう。

米国コミックでは昔からよくある話なんで今更といえば今更なんですが、逆を返せばどうして未だに放置されているんだろう、という。

勿論、一区切り付いてから新クリエイター陣へ移行するようなのとは分けて考える必要があるんですが(ただ境界線が微妙なこともあるため若干話をややこしくしている)。

ライターと比べてアーティストの方が頻繁に交代する”差”が余計な意識を生んでいる気がしないでもないし。

問題意識というほどのものかはわかんないんですが、特異な状況であるという認識くらいはしておいて良いのかなと思ったりします。


……とここまで書いておいてなんですが、もしかしたらアーティスト交代によって良い結果を生んだ作品もあったかもしれないとじわじわ悩み始めてます。

少し余裕ができたら調べてみようと思います。