VISUAL BULLETS

アメコミをはじめとした海外コミックの作品紹介や感想記事などをお届け

フランク・ミラーの原稿

フランク・ミラーが DC で活動していた時のイラスト原稿を巡り、元編集者の奥さん(本人が死亡しているため)などを相手に裁判を起こしたとか。

以下、 BLEEDING COOL の記事。

bleedingcool.com

問題となっているのはかつて DC で編集者として働いていた(当時フリーだったかは不明)デヴィッド・アンソニー・クラフトという人物が制作に携わった COMICS INTERVIEW MAGAZINE という雑誌、その#2と#31の表紙に使われた2枚のイラスト。

この2冊の表紙にはミラーが描いた THE DARK KNIGHT RETURNS と RONIN のイラストが使われています。

これ自体はミラーも許可を出していたので問題ないとのことですが、どうもその後の所有権を巡ってごたついているというか。

ミラーは2つのイラストについて、あくまで上の用途のために貸したに過ぎないから返却してほしいと訴えているのに対し、被告でデヴィッド・アンソニー・クラフトの妻であるジェニファー=ブッシュ・クラフトはこれらのイラストは譲渡されたものだと主張しているそうな。

最初はどうしてこんな30年以上前の雑誌に使われたイラストで揉めているのかとよくわからなかったんですが、よくよく読んでみるとクラフト側がこれらのイラストを最近オークションに出そうとしていたみたいなんですよね。

んー、これはなー……。

貸したか譲ったかなんてのは書面がない限り水掛け論にしかならないし……でも別の号で使われた SIN CITY のイラストは返却されているわけだし……判断材料が多くて甲乙つけがたい話題です。

なんともアメリカらしい裁判沙汰だなという印象。