VISUAL BULLETS

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スパイダーマンの色

そういやジョン・バーンについて調べている際、面白い話と遭遇したので紹介。

以下、レビュアーのティーガン・オニールのツイートに始まり、ファンやクリエイターを交えたツリー。

この一連のツリーによると連載当初スパイダーマンをデザインしたスティーブ・ディッコはその色について”赤と青”ではなく”赤と黒”を想定していたとか。

青の部分はあくまで(筋肉の立体感を出すための?)ハイライト部分としてカラーリストに残していた部分であり、当時カラーで”黒”を使うことはなかったために青色が使われたという。

しかしインキングの時間短縮によるものか本人(あるいはスタン・リー)の意向によるものか、連載を続けるうち徐々に黒部分が少なくなり青部分が増えるにつれ「スパイダーマンの色は赤と青」というイメージが定着したということです。

それでもたまに青を黒にするアーティストもいて、上記ツリーの議論に参加したエリック・ラーセンも90年代にスパイダーマンを手掛けた際は青の部分を黒基調で描いていたそう。


私が知っている範囲では他に現在 THE AMAZING SPIDER-MAN の連載をしているジョン・ロミータJr もシーンによって同様にしてますね。

TAS#600 のカバーアートを手掛けた際、初期スーツへのリスペクトと「スパイダーマンのスーツは闇に溶け込みやすいような色になっている」という持論からこのようにしていると答えていたのを WIZARD 誌か何かで見た覚えがあります。