VISUAL BULLETS

アメコミをはじめとした海外コミックの作品紹介や感想記事などをお届け

ジョン・バーンについて

んー、これ書くかどうか迷ったんですが話題に出しちゃったし、もう一つネタにしたいこともあるんでジョン・バーンというクリエイターについてちょっと補足というか予備知識というか。

彼が「著者は著者、作品は作品」という人物なら良かったんですが、作品にがっつり影響を出ているという指摘もあるので。

ジョン・バーンという人物はクリス・クレアモントとの UNCANNY X-MEN に始まり、先述の THE SENSATIONAL SHE-HULK やその元となった FANTASTIC FOUR 、それにクライシス事件後のスーパーマンのリブート MAN OF STEEL など現在のスーパーヒーロー業界にアーティストとしてもライターとしても多大な貢献をした人物であるということは事実なんですが。

一方で中々癖のある人物というか。

控えめに言って、本人のウィキページに ”CONTROVERSIES” という項目が設けられる程度には周囲との軋轢がある人物です。

インタビューをすればジャック・カービィに噛み付いたり(尤もカービィは作中にバーンそっくりのヴィランを出してやり返している)、ロイ・トーマスとトラブったり。

コミック業界以外の社会問題についても少々保守的な考えの持ち主で、トランスジェンダーや移民問題についてやや問題のある発言が散見されます。

しかもバーンの場合はそういった本人の思想が作風に顕れているという指摘もあり、自身の連載で他のクリエイターと歩調を合わせなかったり、少々性的な話題がしつこいといった特徴が指摘されています。

私自身も偉大なクリエイターであるという事実は認める一方、手放しで褒められるかといえば頭を抱えてしまうというのが正直なところです。