え、エルヴァイラってただの人間……?
リンク
最近ダイナマイトの近刊でやたら目にする ELVIRA (そもそも読み方も”エルヴィラ”だと思ってました)。
出で立ちが明らかに吸血鬼かフランケンシュタイン側だったのでてっきりハマー・フィルム系の”妖女”みたいな存在だと思ってたんですが、実際はただの司会者だそうで。
虚を突かれた形です。
……まあそれはともかく。
ドラマ版が大盛況の BOYS とかで知られるダイナマイトはオリジナルものよりも版権モノ、往年のパルプ・フィクションやホラーコミック、あるいはパブリックドメイン入りしたスーパーヒーローなどの版権を使った作品に力をいれており数多くのリメイク作品を刊行しています。
中には現代の価値観ではやや扱いが悩ましいベティー・ブープのようなキャラクターもリメイクしていて、懐古的なんだか挑戦的なんだかよくわからないことをやってます。
昔の作品を現代にリメイクさせる場合、新しい読者からの目に加え、昔からのファンの鑑賞眼にも耐えうる内容である必要がある場合も多く、 DC やマーベルのようにずっと継続してきた版権を扱うならともかく、長い空白期間があるものについては実像以上に美化されていることもあるので独特の難しさがあると思います。
そんな中、ダイナマイトが数多くのこうした版権の新作をガンガン出していることは何気にすごいことやってるなあと感心したり。
……まあ、それはそれとしてヴァリアントカバーの大量生産はもう少しどうにかなんとかなりませんか……新作探すのにややこしいんで。