VISUAL BULLETS

アメコミをはじめとした海外コミックの作品紹介や感想記事などをお届け

ガーディアン

今朝の話に出たのでちょっと語っときます。

ガーディアンは(見た目からなんとなく察せると思いますが)キャプテン・アメリカを生み出したジャック・カービィとジョー・サイモンが1942年に生み出したキャラクターです。

ゴールデンエイジにデビューし、”ニュース・ボーイ・リージョン”というマンハッタン下町版の少年探偵団みたいな連中と活躍します。

この時点の彼は丈夫な盾を持っているだけのジム・ハーパーという名の一般人です。

基本的に下町版キャプテン・アメリカみたいな存在として考えても良いんですが、愛国的テーマがそこまで全面に押し出されてないのでキャップと比べてそこまで潔癖症な印象はありません。

近所の頼れるお兄ちゃんみたいなキャラです。


その後、しばらくガーディアンはお蔵入りするんですが、マーベルを離れたカービィが DC へやってきていわゆる”フォース・ワールド・サーガ”を開始するに当たって70年代に復活。

しかし、この時のガーディアンは”プロジェクト・カドマス”という極秘計画によって生み出されたオリジナルのクローンです。

肉体強化を施された彼は”フォース・ワールド・サーガ”において先に挙げた”ニュース・ボーイ・リージョン”の息子たちからなる次世代やジミー・オルセンらと共に惑星アポカリプスの尖兵と拳を交えることになります。

このガーディアンは別名ゴールデン・ガーディアンといわれ、現在(といっても今はあんま見かけないんですが)活躍しているのは大体こいつかこいつのクローンです。

クローンという設定も含め妙にリアリティある描かれ方をしていて、決して派手なキャラクターではないんですが、”改造人間”感あるのも個人的には好きです。

ただ初登場するシーンの焦らし方と登場のしかたは復活キャラとして完璧だと思うんで是非確認してみて下さい。


他にも何人かガーディアンの名前とスーツを着込んだ人物はポロポロいまして、例えば私が初めてこのキャラクターに触れたのは2005年の SEVEN SOLDIERS OF VICTORY に登場したマンハッタン・ガーディアンです。

こいつはガーディアンの版権を”プロジェクト・カドマス”から買い取った新聞社のマスコットキャラ/報道記者という一風変わったヒーローですが、中々格好いい。

マンハッタンを襲撃するシーダという存在を相手に能力なしで果敢に挑み、フィアンセを危機から救います。


私はこのマンハッタン・ガーディアンとカートゥーンの YOUNG JUSTICE に登場するクローンでこのキャラにハマりました。


あと YOUNG JUSTICE のカートゥーンではシールドがかなり小さいデザインになっておりほぼ篭手みたいな状態なんですが、これを使った戦闘スタイルがかなり良い。

今はネットフリックスから消えてしまったようですが、機会があれば最初の数エピソードで見られるので是非確認して頂きたい。


一言で言えば「 DC 版キャプテン・アメリカ」なガーディアンですが、活躍する姿は地味に格好良い。

DC はもっとこういうキャラクターを積極的に起用してやりませう。

起用して下さい。

とりあえず DEATH OF SUPERMAN の30周年記念本には登場するようなのでそこからまた表舞台に登場するか注目です。