VISUAL BULLETS

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追悼 アラン・グラント

英国コミック界を代表するクリエイターの1人であるアラン・グラントの訃報を先程知りました。

2000 AD で JUDGE DREDD やそのスピンオフである JUDGE ANDERSON をはじめとした数多くの作品でライティングを担当し、奇想天外な物語を世に送り出し続けた鬼才。

米国コミックでは80年代にバットマンを手掛け、アナーキーやヴィクター・ザズといった個性的なキャラクターを生み出す一方、キース・ギフェンやサイモン・ビズリーらと共にロボを一躍人気キャラクターの座へ押し上げました。

私自身、グラントの作品は本棚に数多く収められており、その剛速球のようなストーリーと読んでいて心地よいダイアログには度々唸らされてきました。

とりわけ LOBO については痛快な暴力とハチャメチャなプロットに終始笑わされっぱなしで、大好きな作品の1つです。

彼の存在は英国米国両方のコミック業界にとってかけがえのないものでした。

もう彼の新作が刊行されないと思うと残念でなりません。

今はただ、彼の作品と出会えた幸せを噛み締めながら。

ご冥福をお祈り致します。