VISUAL BULLETS

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バットマンのヴィランはダサいほうが格好良い

これキャラクター論みたいのを齧っている人には常識なのかもしれませんが、バットマンに限らずキャラクターってちょっとダサいところがある方が格好良いというか、格好良い方向へ化けやすいと思うんですよ。

実際、ミスター・フリーズなんかはデビュー当初ポルカドットマンとかと同じ”ネタ枠”だったもののカートゥーンのエピソード” HEART OF ICE ”で一皮むけたというか評価が爆上がりしたわけで。

ペンギンとかもちょっと立ち止まって考えれば変なキャラには違いないのに、下手な二枚目キャラクターより余程人気だし。

”ダサい”と笑われそうなヤツが怖かったり格好良かったりすると強烈な印象を残すんですよ(おそらくその最たる例が IT みたいなピエロ)。

よくキャラクターメイキングの本などを眺めると「キャラクターには欠点や劣等感を作れ」みたいなことが書かれていますが、あれはむしろ「ダサさを見せてギャップで魅せろ」ってことなんじゃないかなあ、と思います。

そんなわけでコミックにはシルバーエイジばりの意味不明キャラをたくさんたくさん登場させてバラエティ豊かにしてほしい所存。