VISUAL BULLETS

アメコミをはじめとした海外コミックの作品紹介や感想記事などをお届け

ミラクルマンと魔法少女

ミラクルマン、やっぱゲイマン&バッキンガム版の新作が刊行されるようですね。

正直、自分の中であの作品はムーア版で終わってる物語なので読むつもりはないんですが、それはそれとしてアラン・デイヴィスのカバーはちょっと唆られる。


ところで以前、別の記事で伊藤ヒロ著「魔法少女禁止法」というライトノベルを紹介したと思うんですが、あれアラン・ムーア作品好きな人にはちょっと読んでほしい作品です。

ベースは「 WATCHMEN を魔法少女でやったらどうなるか」って話なんですが、細かいところに他のムーア作品にインスパイアされたと思しきネタがちょいちょい挿し込まれていて。

V FOR VENDETTA とかミラクルマンとか知ってて読むとちょいちょい「おっおっ♪」となります。


…というかミラクルマンのネタについてなんですが、これ1巻刊行時点だとまだミラクルマンの権利問題がごたついててまともに読める状態じゃなかった筈なんで、作者の方が表面的に WATCHMEN をなぞるだけじゃなく、結構しっかりとムーア作品調べた上で書いてくれた気配が感じられ、あっちのファンが読んでも割と好感の持てる作品だと思います。

偶然だとしたら、それこそとんでもないミラクルですが。


1巻は一迅社版もエンターブレイン版も買ったのに2巻買いそびれたんで、そのうち復刊してくれないですかね…?