VISUAL BULLETS

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マーベルの紙質

現在コロナ禍とかウクライナ問題とか諸々の事情で米国内外の流通がやや混乱しているとかいないとか。

それが原因なのかはよくわからないんですが、少し前に刊行されたマーベルのコミックがひどい紙質だということで話題になっていた模様。

以下、参考までに BLEEDING COOL でそのことを取り扱った記事。

bleedingcool.com


私自身、ちょっと前に届いた SAVAGE SPIDER-MAN #2 がそんな感じで。

肌触りは20年ほど前の水準、日本で言えば新聞の間に挟まっているスーパーとかのチラシより少し劣るくらいでしょうか。

無地の部分は新聞紙を思わせる汚れ具合、発色もあまりよくなく全体的にぼやけた印象といったところです。

マーベルって何年か前に印刷を自前でやりだしたころからたまにこういうことがあって。

今回は現在米国を悩ませている紙不足問題などが原因ではないかと指摘されています。

こんな紙質で $3.99 とか $4.99 とか要求してんじゃねえよ、と少なからず不満を募らせるファンが相当数出たようです。

まあ、わからないでもない。

わからないでもないんですが、実のところ私自身は「読めりゃなんでもいい」派なのであんま気にしていません。

加えて、擁護にもなんにもならないのですが敢えて言わせて頂きたい。

ニオイは良い!

ニオイは良いんです。
大切なことなので二度言いました。

米国の本ってコミックに限らず普通のペーパーバックとかの紙でも他ではあまり味わうことのできない独特のニオイを放ちまして。

それが苦手という人もいるようなんですが、私自身について言わせて貰うとすごい好きなんですよ。

特に90年代後半から2000年代初期のコミックのニオイがツボでして。

そんなわけで今回の SAVAGE SPIDER-MAN #2 とかも非常に好みだったり(まあ、それも紙質が数十年前の水準だという証左と言われりゃそれまでなんですが…)。

あれからマーベルの刊行する紙質が良くなったかどうかは最近マーベル買ってないのでわからないんですが(SNSとか見る限りではあんま変わってない?)、そんなわけで個人的にはあんまり強い反発はなかったりします。

尤も。
その紙質なら値段も20年前水準にしろという意見には激しく同意しますが。

冷静な意見を述べるなら雑な作りには違いないのであんまこだわりない人は電子で買った方が良いかと思います。