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鬼才グラント・モリソン『 SIDEWAYS 』へ来る!

 ダン・ディディオは自身のフェイスブック上で現在自身がライターを担当しているシリーズ『 SIDEWAYS 』について、そのアニューアル(年刊号)#1にグラント・モリソンが共同ライターとして参加することを明かすと共に、アンディ・キュバートによるカバー画像を公開した。

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Image Credit: Andy Kubert / DC Comics


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 DC のパブリッシャー(販売面での責任者的役職?)であるダン・ディディオは現在『 SIDEWAYS 』のライターを務めている。

『 SIDEWAYS 』は昨年暮れから今年始めにかけて行われていた DC の大型クロスオーバーイベント『 DARK KNIGHTS: METAL 』からスピンオフした『 THE NEW AGE OF DC HEROES 』ラインナップの1つ。ダーク・マルチバースが侵攻した際に時空の裂け目から空間を自由に跳躍する能力を得た新ヒーロー、サイドウェイズことデレク・ジェームス(”ハイミ”と読むのかも……)の活躍を描く。
 DC 版スパイダーマンとの呼び声も高く、じわじわとファンを伸ばしている作品だ。

 一方、グラント・モリソンといえば名作『 ARKHAM ASYLUM 』『 ALL-STAR SUPERMAN 』『 MULTIVERSITY 』など DC で数多くの名作を生み出してきた鬼才。ヒーローの深層心理に迫るサイコロジカルな話や、自身のオカルティストとしての経歴を活かした神話的アプローチをすることで知られている。

 最近は『 HEAVY METAL 』誌の編集長としての仕事が忙しいようで、今回の『 SIDEWAYS 』は今年4月に刊行された『DARK KNIGHTS RISING: THE WILD HUNT 』以来の DC 新作となる。

 これまで好評されていた近刊リストで既に『 SIDEWAYS 』シリーズにモリソンが2005年から06年に手がけた『 SEVEN SOLDIERS 』のキャラクターがゲスト出演することが明らかとなっていたが、今回アンディ・キュバートが手がけたカバーにはこれまたモリソンがかつて NEW 52 時代にライターを務めた『 ACTION COMICS 』に登場するレッドネック版スーパーマンの姿もあり、彼がどのような活躍をみせてくれるのか注目だ。

 鬼才モリソンが今度はどのような物語を見せつけてくれるのか期待が高まる。