VISUAL BULLETS ー今日もアメコミ三昧ー

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『ジョーカー』に関する(内容にあんま関係ない)謎


Joker (Original Motion Picture Soundtrack)

面白かったけれど、アメコミ読んでる身からの疑問が1つ2つ。

ネタバレってほどではないものの中身にちょい触れるので続きは以下からどうぞ

(内容に関する謎とか考察とかは他の方々がもう十分やってくれてるんでここではやらなくていいや)。







例のごとくどんなコミックが映画の制作に影響を与えているかエンドクレジットの SPECIAL THANKS 眺めてたんですが、『 KILLING JOKE 』のブライアン・ボランドと『 JOKER 』のアーヴ・ノヴィックはわかるものの、J. M. デマテイェスキース・ギフェンってなんで名前出てるんでしょうね。


さっと調べたら

1)トーマスがアーサーを殴るシーンについて、2人が担当したJLIの有名なワンパンシーンに似ているから


Justice League International Omnibus Vol. 1

2)劇中に登場するストーナーという精神医に関し、これも2人が担当した『 DR. FATE 』に登場するキャラが元になっているから


Doctor Fate (1987) #1 (English Edition)

という2説が有力らしいんだけれど、前者はそんな忠実になぞられたシーンでもないし、後者も本作の主要キャラではないのででしっくりこない・・・。


もし上記2つのどちらかで2人がクレジットされているのなら『 JOKER 』のライティングをしたデニス・オニールとか、あるいはクライマックスの某シーンをインスパイアしたと思しき『 DARK KNIGHT RETURNS 』のフランク・ミラーとかクラウス・ジャンソンなんかもいていいような気がするんですが。

いや、別にデマテイェスもギフェンも好きなんで嬉しいっちゃ嬉しいんですがね。業界の事情ってやつでしょうか。

アラン・ムーアがクレジットされてないのはそうなんでしょうけれど。


あ、ギフェンといえば現在ジェフ・レミーアと共著で DC から『 INFERIOR FIVE 』というマキシシリーズが始まったばかりです。
『 INVASION! 』という80年代のクロスオーバーイベントの続編的位置づけとなっており、中々面白いので興味がある方は是非お読み下さい。

ついでにレミーアは今度『 GIDEON FALLS 』のアンドレア・ソレンティーノとジョーカーが主役のミニシリーズを近々出すそうなのでそちらも乞うご期待。


Inferior Five (2019-) #1 (English Edition)