VISUAL BULLETS ー今日もアメコミ三昧ー

原書レビューを中心に、MCUからクリエイターのトリビアまでアメコミに関する様々な話題をお届け

コミックから映像まで!「DC UNIVERSE」の概要判明

 DC は以前から開発を進めていたオンラインストリーミングサービス『 DC UNIVERSE 』について、2018年秋の正式運営に先駆けて概要を公式サイトで発表すると共に、そのβ版を公開した。

f:id:C3rdP:20180629052054j:plain
Image Credit: DC Comics

www.dccomics.com
(DC 公式サイトにおける概要説明)

www.dcuniverse.com
(『 DC UNIVERSE 』サイト)

 当初から予告されていた様々な映像作品の最新情報が明らかになった他、大量のデジタルコミックも楽しめることが判明した。

 本記事では上の公式サイトで発表された概要について、特に映像とコミックに関する内容をさっくりまとめてみた。

映像

 まずメインコンテンツとなる映像作品について『 DC UNIVERSE 』では以下の5つの新作が挙げられている。

『 TITANS 』

f:id:C3rdP:20180629051419j:plain
Image Credit: DC Comics

  実写版ティーン・タイタンズ。
 
 この世に地獄をもたらそうとする陰謀に巻き込まれたディック・グレイソン(ロビン)と不思議な闇に取り憑かれた少女、レイチェル・ロス(レイヴン)。2人はスターファイアビーストボーイらと共にヒーローチームを結成して立ち向かう内、徐々に家族として結ばれ合っていく。

 ダークな作風になる模様。

『 DOOM PATROL 』

 
 実写版ドゥーム・パトロール。
 謎のナイルズ・カルダー博士に集められたロボットマンネガティブマンエラスティ・ウーマン、そしてクレイジージェーン。異端者である彼らはサイボーグの要請を受け、奇怪な事件の数々に立ち向かう。

 コミック版に関しては以下のリンクからも解説。
www.visbul.com

『 SWAMP THING 』

 実写版スワンプ・シング。

 ルイジアナの小さな町にある沼から発生したと思しき死のウイルスを調査しに来たアビー・アーケイン。やがて彼女は沼に関する真実を知ることに……。

 コミック版に関しては以下のリンクからも解説。
www.visbul.com

『 YOUNG JUSTICE: OUTSIDERS 』

f:id:C3rdP:20180629051511p:plain
Image Credit: DC Comics

2010年から13年にかけて放送されていたカートゥーン『 YOUNG JUSTICE 』シリーズ待望の第3シーズン。
 ディック・グレイソンらティーン・ヒーロー達の活躍を中心にジャスティス・リーグらも巻き込んだ独自の DC ユニバースを描き好評を博した。
 本シーズンではメタヒューマンの人身売買や星間武器競争などの脅威に立ち向かう。


『 HARLEY QUINN 』

 ハーレイ・クインを主役にした大人向けアクション・コメディ。

 ジョーカーと別離して独り立ちした彼女がポイズン・アイビーや DC の一風変わったキャラクターらでこぼこメンバーを引き連れてリージョン・オブ・ドゥームの門を叩く。

旧作

  上記新作の他にも数多くの旧作を配信予定。

 現在判明しているのは過去の映画作品はクリストファー・リーブ時代のスーパーマンシリーズ全4作や『 JUSTICE LEAGUE: THE FLASHPOINT PARADOX 』『 GREEN LANTERN: FIRST FLIGHT 』『 WONDER WOMAN 』など。

 TVシリーズも『 BATMAN: THE ANIMATED SERIES 』2シーズン分、ドラマ版『 WONDER WOMAN 』などが初のHD版として配信される。

コミック

f:id:C3rdP:20180629052004j:plain
Image Credit: Jim Lee / DC Comics

『 DC UNIVERSE 』ではコミックも配信される。
 スーパーマンのデビュー作『 ACTION COMICS #1 』やバットマンのデビュー作『 DETECTIVE COMICS #27 』といったものから、NEW 52時代の『 JUSTICE LEAGUE 』『 SWAMP THING 』、さらに大ヒットシリーズ『 HARLEY QUINN 』まで新旧の名作が勢揃い(予告動画ではマーブ・ウルフマンとポール・レヴィッツ時代の『 TEEN TITANS 』も窺える)。

 今後も新規読者にオススメの作品から、熱心なファンが読みたかったタイトルまで様々な作品が配信予定。

 マーベルのコミック配信サービス『 MARVEL UNLIMITED 』などとは異なり、ローテーションで一部の作品ラインナップが変わる模様。

その他

 『 DC UNIVERSE 』ではファン同士が交流できる掲示板などが設置される他、ニュースを配信したり、DCのエンサイクロペディアなども公開。フィギュアなどのグッズを購入できるショップも運営される。
 またメンバーに特典が当たる機会もあるとか。

 さらに詳しい中身は上記DCの公式サイトを参照。


 コミックと映像とで別々の配信サービスを提供するマーベルに対し、サービスを一本化した DC の試みが吉と出るか凶と出るか。新たな DC のデジタル体験に期待したい。


 ……と、まあ。散々煽ってきておいて何なんですが。現在公開されているβ版は残念なことにどうやら米国のみへの提供で、日本をはじめとした海外のファンは正式運営までもう少し待たなきゃならなさそうです。
 首を長くしながら待っていよう。