Netflixで『 ISLAND 』というアニメをイッキ見しましてん。
ちょっと原作にも興味湧いたんで手出してみたいところなんだけれど、ゲームってソフト1本買うのにアメコミ何冊買えるかとかって思うと中々手出せないんですよねえ。最後にゲームやったのって何年前だっけか……。
さてこの作品、タイムトラベルが物語に関わってくる時間系 SF なのだけれど、日本だと「時間ものにハズレ無し」なんてコメントを見かけることもあるのに対してアメコミ界隈(というか DC とかマーベル)だとこの手のネタはイマイチ印象に残る作品が少ない気が。
やっぱコズミックトレッドミルとかを常備品扱いしてるとありがたみが薄いんですかね。今週始まった某イベントについても早速「タイムトラベラーが主役なんだから過去に遡ってなかったことにすりゃいいじゃん」という意見が出てるし…。
まあそれでも名作と呼ぶに値する作品はないわけじゃないので、今回はタイムトラベルが秀逸な作品を
……と、この後「よっしゃタイムトラベルものでオススメの作品挙げたろ!」ってあんな作品やこんな作品を意気揚々と挙げてついさっきまで記事書いてたんですが、ふと気づけばどれもこれも盛大なネタバレになっているという。
オススメ記事で作品の魅力を半減させるような真似をしては本末転倒なので急遽修正。
当初お送りする予定だった『 オススメの時間 SF 系コミック○選!』という記事は骨抜きにされた挙げ句、見出しにも「雑談」の2文字が躍ることと相成ったわけでございます。残念無念。
にしても記事を書く上でざっと調べてみるうち気づいたんだけれど、海外コミックでもタイムトラベルネタの作品はわんさかある一方で日本じゃお馴染みの「ループもの」って案外少ないかも。1回とか2回のタイムリープならあるものの、こう「愛する人を救うために何度でもやり直してやるぜ!」的なことをやってるのってあんま見当たらない。
アラン・ムーアとデイヴ・ギボンスなんかが『 2000 A.D. 』でループをネタに短編作ってたけれど、タイムパトロールみたいな連中が「よう、2日前の俺」と挨拶を交わすかなりドライなノリ。『 WATCHMEN 』コンビの初期代表作として挙げられることもある面白い作品ではあるものの、シュタゲとかまどマギみたいな感動を期待して読むとコレジャナイ感が漂います。
The Complete Alan Moore Future Shocks
(こちらに収録されている『 CHRONOCOPS! 』という作品)
なお『 2000 A.D. 』は『 FUTURE SHOCKS 』というアンソロジーで他にもタイムトラベルをネタにうんさか短編を作っているので気になる方はチェックされたし。
The Complete Future Shocks Vol.1
なんだかんだで短期間に記事を2つもボツにしちまいました。今後はもっと建設的な記事作りに努めたいと思います。
……雑談書くのって結構楽しいな(反省の色なし)。
あ、『 ISLAND 』中々面白かったよ!機会があれば原作のゲームもやってみたいね、ホント。
ISLAND - PSVita
(*筆者はPSVITA持ってません)