更新が停滞してしばらく経つので一応、生存報告をしておこうと思いまして。
以下、ここ最近の動向を箇条書き
・別に私生活でトラブってるとかアメコミに興味が失せたというわけではなく、むしろ後者に関してはここ数週間は貪るように読んでます(笑)。ただ読む作品はマーベルやDCのヒーロー物よりかは VERTIGO や FANTAGRAPHICS などのオールジャンル系にシフトしつつあって(元からヒーロー物はそこそこだったけれど)最近のビッグ2の動向はいまいちフォローしきれてない状態です。
・アメコミニュース記事は元々様子見で1,2ヶ月試してみるつもりだったのですが、本ブログの趣旨からやや外れてしまった感が否めなかったため、先日のニューヨーク・コミコンを機に終了すると共にこれまでの記事も削除することにしました。あしからず。
ニュース記事の削除と併せて、秋頃から個人的な事情でコテコテ忙しくなるかもなので、今後の方針を思案している最中です。
・”スーパーヒーロー”というジャンルについてはここ最近における業界の動向や、そこに関するノンフィクションを立て続けに読んだこともあって色々思うところがあり、現在その考えをどう調理しようか考えているところ。
先日アップしたエッセイコミックもそんな試みの1つで、結構好評だったので今後も時折上げていこうと思います。ネタはいくつかあるんで。
・コミックスゲートについてはまた別の記事で言及しようかと思ってます。
・最近読んだオススメのコミック2作品
APHRODITE V ( IMAGE / TOP COW )
現在、業界で最も目覚ましい飛躍を遂げているかもしれないブライアン・ヒルがライティングを担当するサイバーパンク作品。マット・ホーキンスとステイェパン・セイジによる『 APHRODITE IX』が遥か未来の物語だったのに対し、こちらはもっと現在の社会に近い時代設定。
アクションも良いが、テクノロジーと社会の関わり方に対するヒルの先見性が冴え渡っている。
COPRA ( BERGEN STREET PRESS )
個人的に今一番注目しているアーティスト、ミシェル・フィーフェが手がける、DCのスーサイド・スクワッドにインスパイアされたオリジナル作品。個人出版のため入手ルートが限られており、これまでちょっと尻込みしていたものの、先日偶然VOL.1を発見。
フィーフェはその他に類を見ないインク使いが絶妙。『 ZEGAS 』のような絵が果たしてヒーロー物にマッチするのか気になっていたが、不思議な雰囲気を醸しつつ派手なアクションが全ページに渡って展開される。
以上、近況報告でした。本格的な復帰までもうしばらくお待ちを。