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コミックエッセイ:アメコミキャラの死と復活

 漫画にしてみました。手書きなので多少お見苦しいところもありますがご容赦ください。
 
 追記:文字をパソで打ち直すなどちょっと弄ったバージョンも載せました。

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 ……と、まあ。そんなわけですが。

 実は3番目のルールには「ただしある程度人気があるキャラに限る」という注釈が付きます。ハルクやウルヴァリンといったタイトル級キャラなら死から数年であっさり復活しますが、そうでなくサイドキックやチーム物の1メンバー程度にしか考えられてない場合はかなりぞんざいな扱いを受けます。
 ひどい場合にはしばらくお蔵入りされた後、久々の出番で噛ませ犬として使われてしまうことも(『 HEROES IN CRISIS 』どうすんのかね……)。


 さて、こうしたスーパーヒーローコミックにおける生死の回転ドア化は「ルネサンス・エイジ」と呼ばれる時代が始まり過去のヒーローを復活させる風潮が流行したことや、ビッグ2がイベントを量産するようになった2000年代半ば頃から顕著になり、ここ最近は毎月のようにどこそこでキャラの死と復活が見受けられます。

 ここ最近ではファンも辟易して誰が死亡してもそうそう驚かなくなってしまったものの、やはり壮絶な死や復活劇はプロットデバイスとして相変わらず有効なようで作品に対する注目度や売上にも影響を及ぼしていき、味をしめた出版社が再び死でテコ入れを行う……といった負のスパイラルを生み出しているのかもしれません。

 こうした動きに対する反発も勿論あり、例えばマーベルのアルティメット・ユニバースなんかは「一度死亡したキャラクターは復活させない」というルールを設けていたようですが、スパイダーマンを除いたキャラの世代交代がやはりうまくいかず、(それだけが原因じゃないんだろうけれど)結局ラインナップごと瓦解してしまいました。

 同じ問題は遅かれ早かれ MCU など映像方面でも生じてくるものと思われ(もうその兆しはちらほらあるし)、今後はこの問題をどう回避していくのかが課題となりそうです。

 長い歴史を有するスーパーヒーロー作品ならではの問題といえるでしょう。


 追記:文字をパソで打ち直すなどちょっと弄ったバージョンがこちら。

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