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新作:ウィリアム・ギブスンの『エイリアン3』がコミックに

 ダークホースはこれまでお蔵入りしてきたウィリアム・ギブスンによる『 ALIEN 3 』の脚本をコミック化して刊行することを発表した。

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Image Credit: James Harren, Daniel Warren Johnson, & Nate Piekos / Dark Horse Comics

 デヴィッド・フィンチャーが監督した1992年の映画『 ALIEN 3 』は制作当初から幾度もの方針変更やそれに端を発するトラブルが生じていたことが広く知られている。

 中でも有名なものの1つがその脚本事情。当初ウィリアム・ギブスンの執筆したものは、その後何度も書き改められて最終的に完成した脚本は初稿から遠くかけ離れたものになってしまったという。

 『 NEUROMANCER 』『 THE DIFFERENCE ENGINE 』といった小説作品で知られるギブスンの手がけた脚本に関しては、これまで概要が伝えられていただけで、ファンからはその全容が何らかの形で形になることが長らく望まれていた。

www.cbr.com

 cbr.com に掲載された上の記事によると、今回はギブスンの脚本を元にアーティストのジョニー・クリスマスやカラリストのタムラ・ボンヴィランが本作をコミック化。

 前作『 ALIENS (邦題:エイリアン2)』の後、冷凍冬眠したリプリー、ヒックス、ニュート、ビショップの4人を乗せた船をU.P.P.(UNION OF PROGRESSIVE PEOPLE)が回収したことを機に、同じくそこに潜伏していたゼノモーフを目覚めさせてしまうという内容になり、脚本執筆当時まだ色濃かった冷戦時代の世界情勢を背景に「人の福祉」と「企業の利益」との対立、そしてそこへ介入しようとする政府の存在などを大きなテーマにするという。

 また、同記事によると本作ではビショップが重要な役割を占めるキャラクターになるということだ。

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Image Credit: Daniel Warren Johnson / Dark Horse Comics

 cbr.com の記事には中身のプレビュー画像も掲載されているため気になる人はチェックしてみよう。

『 WILLIAM GIBSON'S ALIEN 3 』の#1 は11月に刊行予定。