VISUAL BULLETS ー今日もアメコミ三昧ー

アメコミに関するニュースやコラム、書評記事などをお届け

スコット・スナイダーの一問一答 まとめ


Justice League (2018-) Vol. 1

先日、海外大手掲示板 Reddit において6月から始まる『 JUSTICE LEAGUE 』のメインライターを務める Scott SnyderAMA ( ASK ME ANYTHING : 日本でいう「質問ある?」スレみたいなもん)を行った。

以下 Reddit へのリンク
https://www.reddit.com/r/DCcomics/comments/8l3e1j/im_scott_snyder_writer_of_dcmetal_dcnojustice_and/


DC のフラグシップタイトルを担う人気ライターなだけに質問は多岐に渡ったが、中でも多かったのはやはり『 JUSTICE LEAGUE 』の新シリーズ、そしてそのプロローグとして現在刊行されている『 NO JUSTICE 』に関するもの。

色々と今後の展開を示唆する回答もあったのでそれらを参考に以下『 JUSTICE LEAGUE (以下” JL ”) 』新シリーズに関する情報をざっとまとめてみた。

なお、出来うる限り正確かつわかりやすく記載したつもりであるものの、ここに掲載する内容はあくまで私の意訳であるためニュアンスなどが異なる場合がある。また、多少回答をまとめていたり分割して記している場合もあるのでご注意を。

あと、注の部分はブログ筆者の注釈ね。



スーパーボーイ・プライムが見られる可能性あり。
 −注:最後に登場した際、彼はソース・ウォールに括り付けられてしまったものの、『 DARK KNIGHTS : METAL 』でそれは壊れてしまったため。

・ホークガールについて、ケンドラ・サンダースのみならずシャイエラ・ホールも登場?
 −注:転生を繰り返すホークガールにはいくつもの名前がある。現在の DCU においてホークガールはケンドラだが、その前はシャイエラだった。

・作風に関してはこれまでも連載によって変えてきており(『 DETECTIVE COMICS 』は暗く重々しくそれでいて身近に感じられるものに、『 BATMAN 』はビッグで直球にといった具合)、JLは壮大で荘厳な雰囲気にする。かつて Len WeinJim Starlin が頻用していたナレーションなんかも使ってみるつもり。

リージョン・オブ・ドゥームについて、現在公表されているのはコアとなるメンバーで、今後他のヴィランもメンバー入りする。特にJL#7では意外なビッグ・ネームが登場する予定。

・連載では各アーク(章)においてメンバー1人1人をクローズアップ。最初のアークではフラッシュグリーン・ランタンにスポットライトを当てる。スピード・フォースの根源ランタン・スペクトラムの不可視光線(インフラレッドやウルトラヴァイオレット)が関わってくる。その次のアークではワンダーウーマンアクアマンがメインとなる予定。

マーシャン・マンハンターが特にお気に入り。常に周囲の心の声が聞こえるという彼は他と別次元の共感力を備えている。

・最初の章でグリーン・ランタンをメインに扱うのは、現状で一番自分と遠いキャラのように思えたから。ただし GL 含めアクアマンやワンダーウーマンなどについても、触れる機会がなかったというだけでアイデアはずっと醸成していた。

・『 NO JUSTICE 』における Vril Dox の登場は Joshua Williamson のアイデア。彼が担当する『 JUSTICE LEAGUE ODYSSEY 』でクローズアップされる。 L.E.G.I.O.N. も登場?
 −注:こいつらは今度また別の記事で紹介します。

『 BATMAN : THE ANIMATED SERIES 』をはじめとした DC のカートゥーンは自分にとって長い間バイブルのような存在であり、新しいチーム編成にも『 JUSTICE LEAGUE 』(2001 - )のカートゥーンは大きく影響を及ぼしている。ただし正式にメンバーを決定する前には誰1人として代わりの利かない者であることを確認した。連載ではこれらのヒーロー達がどうして今マルチバースを救うのに重要かを描いていく。

・『 JUSTICE LEAGUE 』のカートゥーンでは" TWILIGHT " " FOR THE MAN WHO HAS EVERYTHING ”、それに何より” EPILOGUE ”が好き。
 −注:それぞれについて" TWILIGHT "は『 JUSTICE LEAGUE 』27−28話、 " FOR THE MAN WHO HAS EVERYTHING ”と” EPILOGUE ”は続編シリーズ『 JUSTICE LEAGUE UNLIMITED 』の2話と26話。

マーシャン・マンハンター『 DARK KNIGHTS : METAL 』でどこへ行ったのかは JL#1 で明かされる。彼はこれまで自らの故郷である火星の滅亡に関する謎を探っていた。

・『 DARK KNIGHTS : METAL 』や『 NO JUSTICE 』に登場した面子(”嗤うバットマン”など)は基本的にJLで再び登場する。

・今回のメンバーでグリーン・ランタンにジョン・スチュワートを採用したのは彼の疑い深さや分析力がチームにぴったりだったから。また『 COSMIC ODYSSEY 』におけるマーシャン・マンハンターとの関係にも影響を受けた。

・ JL にロマンス要素はある。

・新本部ホール・オブ・ジャスティスについて。これまでの JL シリーズに大きく欠けているように感じられた他の DC ユニバースとの”相互連帯感”を補完する役割を果たす存在として重要な役割を担う。。ソース・ウォールが壊れてかつてないほど DC ユニバースが連携する必要が生じた今、ホール・オブ・ジャスティスは全てのチームのハブとして機能する。また色んな面子が行き交う開かれた場所として、読者にも身近で歓迎されているように感じられる存在でもある。

『 DARK KNIGHTS : METAL 』で起こったことは今後のブルース・ウェインに大きく影を落とす。

カルヴィン・ローズはいつか再登場させたい。
 −注:元梟の法廷の刺客で脱走後はヴィジランテ”タロン”として活動。2012年の『 TALON 』シリーズで主役だった。

以上。


一問一答では他にも『 DARK KNIGHTS : METAL 』で話題になったスターロに関する話や『 BATMAN 』のお気に入りシーンなども語られているので気になる人はチェックしてみよう。