VISUAL BULLETS

原書レビューを中心に、MCUからクリエイターのトリビアまでアメコミに関する様々な話題をお届け

LEAP OF FAITH 今週のマストバイ 2018/5/2

 はい、方針転換して2回目となる週刊コラム『 LEAP OF FAITH 』。
 今回も今週発売されるアメコミから「これは絶対買い!」というものからちょっと気になるものまで5冊をご紹介!


DC NATION #0 (DC)

 DCが$0.25というお手頃価格で提供する特別誌で、 BATMAN #50 、 JUSTICE LEAGUE: NO JUSTICE #1 、それに MAN OF STEEL #1 といった各シリーズのプロローグを収録している。なお、ここに載る内容はリーフ各誌には掲載されない(合本には収録するみたいだけど)ようなので、これらの作品を読んでいるあるいは読もうと思っている人は必ずゲットしておきたいところ。


NIGHTWING #44 (DC)

 オススメというか個人的な買い物というか。今まで NIGHTWING シリーズはスルーしてたものの、 Warren Ellis がニュースレターでオススメしていてちょっと興味を持ったので購入してみようかと思った次第。
 インターネットの進化版とでもいった新たなコミュニケーション技術がブルードヘイヴンに導入され騒動を起こすという、単なるスーパーヒーロー物というよりかは SF サスペンスみたいな内容になるようで。 Declan Shalvey のカバーにも中々惹かれる。


AVENGERS #1 (MARVEL)

 この前の記事でも紹介したので特に言うことはなし。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を観てきた人はそのノリで、まだ観てないという人でもマーベルのフラグシップタイトルを読み始めるいい機会なので物は試しに手にとってみると良いかと。
  AVENGERS 誌は良くも悪くもマーベルの総体的な現状の雰囲気を反映するので正直な話、期待しつつ不安もないではない(ああ、早速 #1 で価格吊り上げてるし…)。 


DEATH OR GLORY #1 (IMAGE)

 ライター Rick Remender がアーティスト Bengal と共に送る新シリーズ。
 ディストピア化する近未来(?)の米国を舞台に、父の手術費用を捻出するため運び屋のグローリーがマッド・マックス系暴走族やサイコパスな元旦那など危険がいっぱいの旅路を走り抜けるという内容になるよう。
 たまにマーベルや DC にアートを提供しつつもこれまではヨーロッパを主な活躍としていた Bengal にとっては今回が米国本格デビュー作となる。
  Remender の話は積み上げて積み上げて一気に落とすというパターンが多いので私自身は合本で読むほうが好みなのだけれど、オンゴーイングと記載されている割にはミニシリーズっぽいあらすじなので購入はちょっと迷うところ。


CODA #1 (BOOM!)

 マーベルや DC でも活躍するイギリス出身のライター Simon Spurrier がアーティスト Matias Bergara と共に送る新作。魔法を失って荒廃したファンタジー世界を舞台に、無口な元吟遊詩人が相棒の短気なユニコーンと共に妻の魂を救済する旅に出るという物語。
  Spurrier は一風変わった SF やファンタジーに定評があり、同じく BOOM! から刊行された SIX-GUN GORILLA (その際のアーティスト Jeff Stokely は今回ヴァリアントカバー用アートを提供)や GODSHAPER なども中々面白い作品だった。
 彼がディストピア・ファンタジーをどう料理するのか、その手のジャンルが好きな人は一見の価値ありかも。



 以上が今週オススメの5冊。気になる作品があったら是非是非手にとって読んでみるべし!

 ではまた来週!