VISUAL BULLETS

原書レビューを中心に、MCUからクリエイターのトリビアまでアメコミに関する様々な話題をお届け

TRANSMETROPOLITAN VOL.4: THE NEW SCUM (DC/VERTIGO, 1999-2000)

 大切なのは国の将来じゃなく今晩のニコ生。
 欲しいのは別に”絆”なんてごたいそうなものじゃなく、投稿をファボッてくれる”一秒の愛”。
 どこかの大統領が何してるとかどうでも良い。それよりさっさとムカつくあの国と国交断絶しろよ。
 これが今の私達だ。
 何が悪い?


原書合本版: Transmetropolitan, Vol. 4: The New Scum

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SWEET TOOTH VOL.2: IN CAPTIVITY (DC/Vertigo, 2010)

 作品において謎の存在は重要だ。
 しかし、弾丸が発射する銃の存在なくしては用をなさないのと同様に、謎も効果的な演出によって初めて読者を惹き付ける魅力となりうる。


原書合本版(旧版)(Amazon): In Captivity (Sweet Tooth 2)

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『INHUMANS』(Marvel, 1998-99)

 自慢のような話から始めるのは何とも恐縮だが、アメコミを読んでいるおかげか私には学校の英語でそれほど苦労した覚えがない。
 だからと言うべきか、とある事情で市内のインターナショナルスクールに足を運んだ時にかなりの劣等感を味わった記憶がある。何しろ周囲にいる奴は皆、自分と同等かそれ以上に英語が達者な者ばかりだ。得意気に伸ばしていた鼻っぱしを根本からへし折られたような気がした。
 それからはふとしたことで「自分から英語を取ったら何が残るのだろう」と考えるようになった。
 現在に至るまで、はっきりとした答えが出せたことはない。


分冊キンドル版(Amazon): Inhumans (1998-1999) #1 (of 12)

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『TRANSMETROPOLITAN VOL.3: YEAR OF THE BASTARD』 (DC/Vertigo, 1998-99)

 「この国とそれが象徴するものは好き。それを動かしてる奴らが嫌いなだけ。」
 以前、TVドラマで同僚に「国が嫌いなのか」と問われた主人公がこう答えたのを観て感心したのを覚えている。的を射た発言だと思う。
 政治家というのは国民の代表だ。謂わばスポークスマンであり、彼らは国に”仕える”存在である筈だ。
 いつから彼らは私達を”率いる”存在に昇格したのだろう?


原書合本版(Amazon): Transmetropolitan, Vol. 3: Year of the Bastard

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『THE PUNISHER: WELCOME BACK, FRANK』(Marvel, 2000-01)

 騎士と義賊。
 ”スーパーヒーロー”が現代の騎士ならば、現代の義賊は”ヴィジランテ”といえよう。
 両者は時に交錯することはあれど、根本的に異なる存在だ。義賊の行為は時として騎士に受け入れ難く、騎士の誉れなど義賊には鼠の小便ほどの価値も持たない。
 単に適材適所というだけの話だ。


分冊キンドル版(Amazon): The Punisher (2000-2001) #12

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『BATMAN: THE RESURRECTION OF RA’S AL GHUL』 (DC, 2007-08)

 不老不死。
 古くは秦の始皇帝の時代より数多くの者が望み、同時に幾多の思想家や著述家がその愚かさを問いてきたものである。
 永遠の命は恵みか、それとも呪いか。


原書合本版(Amazon): Batman: The Resurrection of Ra's Al Ghul (Batman (DC Comics))

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『TRANSMETROPOLITAN VOL.2: LUST FOR LIFE』 (DC/Vertigo, )

 過去を懐かしんで、未来を夢見る。空いた時間に少し今を生きる。他力本願大いに結構。長い物に巻かれて何が悪い。
 別に今始まった話じゃない。良くも悪くもいいとこ取りしたがるのが人というものだ。


原書合本版(旧版)(Amazon): Transmetropolitan: Lust for Life

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